今晩はカマンクリスナの店名の由来についてお話します。
正しくはカマン・クリスナと分けて書き、このクリスナというのはいわゆるヒンドゥー教の神様のひとり、クリシュナのことです。このクリスナがインド及び、バリヒンドゥー教においてどのような神様であったか、それはそれはとても興味深いお話なんです
が、話せばなが〜い神話になりそうなので、今回は止めておきましょう。
クリスナは牛追いであり、笛吹きであり、そしてなんと言ってもとっても魅力的な男性だったのでした。
そしてラマヤナなど、その題材のおおくをインド神話からとるワヤンクリッ
(インドネシアの影絵芝居)の欠かせない1キャラクターであります。
このカマンクリスナのトップページに出てくる画像のクリスナは、まさに
そのワヤンクリッで使われるパペットなのです。
クリスナが身にまとう虹のように美しいカイン、そうです、この腰巻をカマンといいます。Kain/カインは言うなれば「布」、対してKamen/カマンは「腰巻・腰布」という意味合いになるようです。
この美しい若きクリスナがまとう虹色のバティックと宝飾品に私は恋しました。
ついでに、クリスナがあらわされるときのキャラクターカラーはこの薄い青緑色
(甕覗き色)が、これまた私は大好きなのです。
というわけで私がお店を開くなら絶対この美貌の神様、クリスナに看板息子(?)になっていただこうと思ったわけです。
神様を看板にするなんてハーレークリスナ(クリスナ教)の方々からお叱りを受けそうですが、そこはヒンドゥー教、陰と陽、黒と白が相互あいまって、ともにこの世界のエネルギーの根源であるという考え方ですから、きっと
許してくれますよね???
最後に、この素晴らしいパペットを作ってくださった私の大切な心優しき友であり、才能あふれる演奏家、コマン・アリッに心からの感謝を!Saya
selalu ingat2 ttg Kmg, waktu saya lihat ini!
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