熱帯日夜夢日記

カマンクリスナ店主のきまぐれ日記です。

 これまでの8年間、私は熱帯にいた。
現実でありながら、何故か白っぽい夢の中のような、
そして、とても人間臭いようでいて
理想の中に生きてきた。というか、生かされていた。
これからのことはわからないけど、
「こんな感じ」がこれからもずっと好きであるような気がする。

わざわざこのページを開いたあなたなら、この感じ、きっとわかるでしょう・・・?

バリのこと、踊りのこと、日本のこと、犬のこと、日々想うこと、なんでも書いていきます。
よろしかったら読んでくださいね。
<<前のページ | 次のページ>>
2005年7月18日(月)
犬シリーズ 第3弾!

 みなさんこんにちは、ウナです!
普段はやんちゃな私、実はこれでも母親なんです。
5匹の子供らの母親になって丁度一年がたちました。
今日は私のかわいいかわいい子供達を紹介しますね!

画像は今から丁度一年前。夏の暑い盛りに
この子たちは、ウナ自身も産まれたこの家で、元気な産声を上げました。

画像 左 2番目に出てきた子。
幼名:パプくん、現在はゴリン(八王子在住)。
前に進みたいけどポンポコリンのお腹が邪魔して・・
兄弟の中でも一番初めに動き出し、よく食べ、他の子をいじめる活発な子。
生後1ヶ月を少し過ぎて一番初めに「お座り・お手」を覚えたのもこの子でした。

画像 中央 3番目に出てきた子。
幼名:みどちゃん、現在はベル(練馬在住)。
ウナ・ママに一番そっくり!この頃はまだお姉ちゃんの片手に乗る
サイズだったのね・・・
目が開いてからは上目使いで甘える様子ががママ譲り。
一番長く実家に居たからウナ・ママこと、しっかり覚えてるよね。


画像 右 4番目に出てきた子。
幼名:ゴルちゃん、現在はロッキー(群馬県在住)。
逆子で出てきて前足が引っかかり、なかなか出渋った子だった。
チビちゃんでおっとりしてて、食べるもの遅くいつもパプ君に奪われて・・・
それが今では兄弟の中でも一番大きくなりました、52kgだよ!

犬は安産」といいますが、なんのなんの、やはり例外もあって、
私は最初の破水から10時間、最後の子を産み落とす頃には
疲労困憊、力が無くなってしまって結局帝王切開までしたんです(;_;)
初めての麻酔、メスを入れられ、
「あ〜・・お母さんお父さん(←飼い主)、私いったいどうなっちゃうの・・」
なんて大変だったんだけど、退院してみれば、ほらみて!かわいい我が子!
最初はこんなにちいさかったのにねぇ・・・今では殆どの子が私より
大きくなってしまいました。私の子は何故か全員みんなオス
当然メスの私より骨格も大きくなり、体重も通常で50〜60kgまでになるから
当然といえば当然ですね。
冒頭に元気に産声を・・と書きましたが、実は最初の子と最後の子は
ほんとに可愛そうに死産でした。お父さんとお母さんがお庭に埋葬して
くれたけど、いまでも天国で二人仲良くしているかな・・と思い出します。
他の3匹のこどもたちはそれぞれに巣立っていき、新しいご家族の元で
ウナ同様、とても可愛がられて今も元気に過ごしています。

先日はこの子たちのお誕生日だったので記念に書いてみました。
またみんなで集まって、公園でピクニックなんて出来たらいいな〜・・
と思うウナでした。

フレーム
2005年7月12日(火)
エクメア ファッシアータ


本当の名前は
<Aechmea fasciata>エクメアファスキアータ。
ブラジルの原産、パイナップル科の常用多年草、ちなみに和名は
シマサンゴアナナス(和名も素敵!)だそうです。
植物好きな方はご存知かもしれませんが、私は今日この日まで
うっとりするようなこの花の存在を知りませんでした。
年を取ってからこんなかわいらしいピンクが好きになり、しかももともと
大好きだった紫色が絶妙なバランスで入っていて「もう〜!こりゃツボだ!」
しかも特価だったの!即買ってしまった☆
葉っぱは少し厚めで画像では残念、見えないけど葉の裏側から見ると
大柄の縞々模様、花が終わった後、個性的な葉だけでも十分楽しめそう。
カーテン越しの日差しの下において乾いたら水をたっぷり、
来年は下から
また新しい株がでて花を咲かせてくれるそう。

私は絵を描いたり、ものをつくったりするのが好き。
だけど、こういう奇跡の
ように完璧に美しい自然に出会ってしまうと、
いったいこれ以上人間が
何かを作り出そうと尽力する必要があるのだろうか
と考えさせられてしまいます。

どんなに高級な絵の具/材料を持ってしても、この自然の神秘にはやはり
勝てない
のではないでしょうか?

2005年7月7日(木)
コマンさんのグループ来日します!

 
 Komang(コマン)さん、この日記を読んでる方ならきっと聞いたことのある名前。
そうです、カマンクリスナの看板である、「Dewa Kresna」のパペットの作者であり、
バリの楽器・
グンデルの一流奏者の家系に生まれた才能溢れる演奏家です。
 この夏、そのコマンさんがバリで所属するグループが来日公演することに
なりました!バリの伝統的な影絵芝居、それも本場の超一流の方々が織り成す
幻想的な公演をあなたも観に行きませんか?
公演は三回、それぞれ違う
場所/演目で行われます。

7月26日(火)
Mardika Plays at Plan B バリ島の影絵芝居
「イ・ワヤン・マルディコの創作ワヤン・クリット」
場所:    ライブスペース プランB
時間:    18:30Open 19:30Start
アクセス: 地下鉄丸の内線 中野富士見町駅より もしくはJR中野駅からバス

入場料:  一般 ¥2500 学生¥2000

7月28日(木)
Wayang Kulit From Sukawati Village,Bali
「バリ島スカワティ村の影絵芝居」
場所:     富岡八幡宮
時間:    日没Start
アクセス:  地下鉄東西線/大江戸線 門前仲町駅より
入場料:   無料

8月3日(水)
「燃えるグンデル・ワヤン」
場所:    アサヒスクエア
時間:    18:00 Open 19:00 Start
アクセス:  銀座線など各線 浅草駅より
入場料:  前売り¥2500 当日¥3000
 *この日は演奏と踊り、影絵芝居は無いようです。

   以上さらに詳しくは→”バリ ガムラン クラブ”さんのイベント情報ページ”まで。
    
ちなみに私は28日は絶対観に行きたいと思ってます。
本当は全部観に行きたいくらいなんですが・・・・

2005年7月6日(水)
ご参考までに・・・

 
 前回の日記で厄年にまつわるお話をしましたが、今日はご参考までに

「で、私の厄年っていつ?」にお答えします。

          
<平成17年(乙酉=きのととり)の厄年一覧>
               *男女とも厄のない生まれ年は記載がありません。

         生まれ年              男性    女性    数え年

       昭和 19年      申(さる)    後厄           62歳 
           20年      酉(とり)     大厄    厄      61歳
           21年      戌(いぬ)    前厄           60歳
           38年      卯(うさぎ)   後厄          43歳
           39年      辰(たつ)    大厄    厄      42歳
           40年      巳(へび)   前厄           41歳
           43年      申(さる)           後厄    38歳
           44年      酉(とり)     厄    大厄    37歳
           45年      戌(いぬ)          前厄    36歳
           47年      子(ねずみ)         後厄    34歳
           48年      丑(うし)     厄     大厄     33歳
           49年      寅(とら)          前厄    32歳
           55年      申(さる)    後厄           26歳
           56年      酉(とり)    大厄    厄      25歳
           57年      戌(いぬ)   前厄           24歳
           61年      寅(とら)          後厄    20歳
           62年      卯(うさぎ)   厄    大厄     19歳
           63年      辰(たつ)          前厄    18歳

 こういう
とか、おみくじ・占いスピリチュアルなものを頼りにする/しない、
信じる/信じない、どちらか?といったら実は
私は後者のほうに入ります。自分にはあまりそういったものを見たり、感じたり受け止めたりする力はない方だと思っているから。だけどその反面、人間には止められない超自然の力は、信じる人の前では事実として存在するであろうとも思います。
 私は常々、
「何事も頑張って出来ないことはない」と信じていますが、努力しても物事が進まず<膿む=倦む>時期というのは必ずありますよね、そんな時、指針とか参考になるのはこういう類のことではないかと思う。
この厄の暦にしても良くできているじゃないですか、男性女性、それぞれが人生の岐路、あるいは<膿む=倦む>時期に厄の文字がある。どなたか大予言者が書いたというより、むしろ科学的、経験的に立証された上で出来上がったもののような気がします。
まぁ、私の場合は都合の
良い部分だけ覗き、参考にしてみることにしていますが、たまには日常的にあまり考えない部分に目を向けて、自分の人生を外側から見る機会を持つことも大切なのかも知れないと思っています。

    
 

フレーム
2005年7月3日(日)
明治神宮に行きました。


7月になりましたね、そして今日は日曜日。

 月曜から新たなウェーブをと思い、以前から考えていた明治神宮参拝
を実行してきました。
 書いてる人間の年齢がわかるようなお話は避けたいと思っていたのですが、
白状すると、要するに厄年のお祓いに行ってきたわけなのです。
大厄はほんとは去年で、今年は後厄。本来なら去年のうちに済ませるのが
ベストだったんですが、やはり渦中に居ると気づかないものですね、
去年はどっぷり厄にまみれているうちに過ぎてしまった1年でした。
 最近またなんだか物事がうまく進まず、これまでそんな時はそばで何気なく
手助けを
してくれるのに適した人物が居ることが多かったおかげで、
今までこうして
生きてこれたわけですが、この度はちょっと微妙。
手助けしてもらって
どうにかなることでもない種類の問題なのかどうなのか、
誰を恨むわけではないけれど、なんかひとりぼっちで
空回ってる気がする。
 そんなこんなで、自分ひとりでも出来る打開策の一歩として、
常々思っていた厄祓いを
ついに実行したのです。
 なぜ明治神宮かというと、それはこの都会の喧騒に負けない
マイナスイオン
たっぷり発散してる森と、そしてこの
大鳥居
<樹齢1500年のひのきを使い、その高さ12m、柱の直径1.2m。
明神鳥居、我が国にして最大。>
 私は、ここをくぐるだけでほんとうに泣きそうになる。なぜかというと、この柱の
通ってきた長い長い、我々人間が決して経験することのない1500年という
時間を肌で感じ、具体的なビジョンではないけれど、
走馬灯のように様々な、
この木の見たもの、想いを感じる気がする
からなのです。
大地に根を張って木として生きた1500年、そして明治神宮の森に鳥居として
立ち、いったいどれだけの人々をその懐に迎え入れてきたのだろう、
そう考えると、自分はなんと
小さくまとまってしまっているのだろうと思う。
 お祓いをしていただき、
すっきりと少し前向きな気持ちになったところで
やはり恒例で
おみくじをひいてみました。
    <茂りたるうばらからたち払ひても ふむべき道はゆくべかりけり>
                              (大御心 昭憲皇太后御歌)
 〜トゲの茨、針のついたからたちなどの生い茂っている困難な道でも、
 人として践(ふ)み行わなければならない正しい道は、
 どんなに苦労しても強い信念を持って勇敢に進むべき〜

 おみくじって誰の状況にでも合うように書かれているといいますが、
そうまんざらでもないです。そんな
素直な気持ちなれたのも、きっとこの大鳥居の
包容力のおかげなんでしょうか。



 Homeへ戻る
お知らせ